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「雪てっぽう」
そうこうしているうちに、
“青いだけがとりえの星”にも寒い冬の到来です。
寒いのが何より苦手なニャンコスは大弱り。
「この星の冬は寒いばっかりで、外に出る気もおこらない。
丸くなって縮こまってちゃ気分もブルーでつまんない。」
真っ白ネコのスノウはこう言ってのけると三日三晩徹夜で
斬新なデザインのてっぽうを発明しました。
その名は“雪てっぽう”!!
早速スノウが雪てっぽうの引き金を引くと
フワーッと雪の結晶が噴き出しました。
真っ白に輝く雪の結晶は天高く舞い上がったかと思うと、
今度はゆらゆらとゆっくり舞い降りてきて、
見る見るうちに綿のじゅうたんを作りました。
葉っぱを全部落として寒そうだった木々も真っ白な芸術品に
生まれ変わり、やわらかな雪は街の雑音をも吸い込みました。
こうして寒いだけの冬は見違えるほど
ロマンティックになりました。 |